「コラーゲン」と聞くと、「お肌プルプル」「美肌に良い」などのイメージが定着していると思います。
でも、こんな話を聞いたことはありませんか?「コラーゲンの効果はない」という話。
コラーゲンは効果が無い!?
「コラーゲンを食べても、直接体の中でコラーゲンになるわけではない。」
「コラーゲンのサプリなんて摂っても無駄で、意味がない。」
「有効と思われる科学的根拠がない。」
更には、「コラーゲンがお肌に良いなんて、サプリメント業界に騙されている。」とまで・・・
でも、疑問に感じる事があります。「コラーゲンの効果はある」という話。
実際にコラーゲンのサプリを飲んで、効果があった!?
ネット上で、コラーゲンサプリを飲んだ方たちの「効果があった」と言う感想をたくさん見かけます。
それも、業者の回し者とは縁がない人たちのレビューと思われるものです。
こんなに多くの方たちのクチコミの全てが「プラシーボ効果」なんだろうか?
そういえば、豚足とかたくさん食べた翌日には、お肌がぷるんとしていた気がするんだけど、あれも勘違いなの?
スッポンを食べた事はないけれど、テレビで芸能人が「スッポンを食べた翌日はお肌がプルプル」なんて言ってたけど、それも嘘?
その答えは・・・結局、現時点での科学的な解明はされていない様だけど、コラーゲンの効果がある可能性を全否定はできないって事だと思うんです。(私がそう思える根拠は以下にあります。)
後は、実際に自分で試してみるのが一番良いでしょうね。
個人差もあると思いますし、危険な食品でもないですし、「百聞は一見にしかず」って言葉もあります。
目次
※念の為、以下の方は注意して下さい。
【コラーゲンの摂取を避けた方が良い方】
・タンパク質に過剰反応する体質の方は、アレルギーを起こす可能性もあるので注意してください。
・妊娠中、授乳中については、データがないため避けた方が良さそうです。
【コラーゲンの相互作用】
医薬品、サプリメントやハーブ、その他の食品との相互作用は特に報告されていません。
実は、とても期待できる研究発表があります。
コラーゲン経口摂取による効果の可能性
2009年1月に、京都新聞に掲載された記事があります。(現在は掲載期間が過ぎて直接見る事は出来ません。)
京都府立医科大学の研究グループによる実験の内容ですが、簡単に言うと「コラーゲンを食べた場合の効果は、コラーゲンの生成を促進する事によるのではないか。」というものです。
人の実験では、豚や魚のコラーゲンを食べた場合、コラーゲン特有のペプチドが長時間血中に増えることが分かりました。
また、マウスの皮膚細胞で調べた結果、ペプチドが、皮膚の繊維芽細胞を傷の部分に呼び寄せるのを助けることが分かっています。
以上の事から、「コラーゲンの一部はペプチドとして体内に取り込まれて働いているらしい。」と考えられています。
コラーゲン特有のペプチドとは、アミノ酸のヒドロキシプロリンとプロリンが結びついたペプチドの事です。
あまり聞きなれない名前が出てきたので、少しまとめて説明してみます。
コラーゲンとはタンパク質の一つです。
人の体にある全てのタンパク質の内、30%がコラーゲンです。
コラーゲンの内の40%が皮膚、20%が骨・軟骨、残りは血管や内臓など全身に存在しています。
コラーゲンには、プロリン及びヒドロキシプロリンが21%含まれています。
コラーゲンを体内で合成するには、ビタミンCやリシン(リジン)が必要です。
ペプチドとは、アミノ酸が 2個以上つながったものです。
ペプチドは、アミノ酸よりも消化吸収が速く、体内に吸収されやすい。
たんぱく質は消化吸収される際に、アミノ酸まで分解されます。
分解されたアミノ酸の結合のされ方によって、つくられるペプチドの種類も様々であり、その作用も違います。
コラーゲンの場合、ペプチドの形でも吸収されます。
プロリンとはアミノ酸の一つ。
一度破壊されたコラーゲンを修復する力をもつアミノ酸。
表皮細胞増殖促進活性、コラーゲン合成促進活性、角質層保湿作用などの生理活性を示す。
ヒドロキシプロリンとはアミノ酸の一種。
コラーゲンの主要な成分で、プロリンとともにコラーゲンの安定性を担っている。
線維芽細胞とは、全身の結合組織にある細胞の一つ。
皮膚の真皮の成分(コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸)を作り出す細胞。
損傷を受けた組織に対して、繊維芽細胞が働き、コラーゲンを分泌して、修復する。
ついでに、
コラーゲンの種類
人間のコラーゲンタンパク質は30種類以上あります。
体にあるコラーゲンは、I型コラーゲンが一番多いです。
I型コラーゲン:真皮、靱帯、腱、骨などの主成分。
II型コラーゲン:関節軟骨の主成分。
III型コラーゲン:I型コラーゲンの存在する組織にはIII型コラーゲンも共存する場合が多い。
IV型コラーゲン:上皮組織の基底膜の主成分。
V型コラーゲン:I型コラーゲン、III型コラーゲンの含まれている組織に、少量含まれている。
お肌の美容のためには、I型(1型)とIII型(3型)コラーゲン、
関節の為には、II型(2型)コラーゲンを摂取すると良いです。
コラーゲンの効果的な摂取方法
コラーゲンでアンチエイジング ~方法
・コラーゲン化粧水などについては、肌から直接コラーゲンが吸収されるわけではありませんが、お肌の保湿効果はあります。
・お肌のシワやたるみ対策としてコラーゲン効果を求めるなら、コラーゲンを食べたり飲んだりして体の中から対策した方が有効と思われます。
・即効性、確実性を求めるなら、美容外科でお肌に直接注射してもらう手もあります。持続させるためには、定期的に注入することが必要です。
コラーゲン摂取量
1日に失われるコラーゲンの量は 2g(2,000mg)と言われています。
3g(3,000mg) ~ 10g(10,000mg) 程度が1日の目安になりますが、
サプリメントの場合、各メーカーが記載している1日の摂取量を基本に考えて下さい。
大体、1日 5,000mg = 5g 程度のことが多いようです。
コラーゲンを摂取するタイミング
空腹時や就寝前の摂取が効果的です。
コラーゲンを摂る時は、コラーゲンを定着させる役目があるビタミンCと一緒がおすすめです。
コラーゲン個人的見解
コラーゲンの美肌効果について、否定的な方もいらっしゃるとは思いますが、
女性なら誰しも気になる存在である事に、変わりはないと思います。
試していないうちから、コラーゲンの美肌効果の可能性を否定してしまうと、もったいないと思います。
(別に私はコラーゲン業界の味方なわけでもありません。)
そんなわけで、私は今まさに、期待を込めて試している真っ最中です
既に、美肌が期待できそうな予兆があります。
「コラーゲンを経口摂取すると、コラーゲンペプチド(プロリンとヒドロキシプロリンの結合)となって血中に増え、コラーゲンペプチドが線維芽細胞を活性化して、コラーゲンを分泌する。」
これが本当なら、コラーゲンの美肌効果の可能性は十分にあると思います。
ついでに、コラーゲンペプチドが隠れシミにも効果が期待できるという話もあります。
隠れシミについての効果は、自分では確認できそうもありませんが、本当なら嬉しいですね。
骨や関節に対して有効な可能性もあり、ますますコラーゲンから目が離せません?
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公開日: 2012/05/31
カテゴリー: 海外サプリメントを通販で購入
記事のタグ: クチコミ, コラーゲン, コラーゲン効果, サプリメント, 美容