白内障治療目薬「オルソアイズ/Ortho Eyes」Ｎアセチルカルノシン点眼薬

白内障に良さそうな目薬を見つけました。
「Ortho Eyes（読み方：オルソアイズ/オルトアイズ/オーソアイズ）」という商品名で、
会社名は、「Advanced Orthomolecular Research AOR（アドバンスドオーソモレキュラーリサーチ略：AOR）」という長い名前です。

同様の製品に、「クララスティル」や「キャンＣ（ＣＡＮ-Ｃ）」があります。
ただし、この２つはiHerbでは売られていません。
Ortho Eyes(オルソアイズ)は、クララスティル日本語サイトの価格と比べてかなり安いですが、成分を見比べてみても、成分の違いはなさそうです。

通常、白内障を治す目的なら、「手術」しかないようです。
白内障の進行を遅くして、出来る限り現状を保つ目的で使用されるのが「カタリン」などの目薬です。

白内障の情報を色々と調べていくうちに（調べた理由は、後記「私が白内障について調べた理由～犬の白内障」）、白内障を治療できる目薬があることを知りました。
「Ｎアセチルカルノシン」を１％含有している目薬が、白内障を治すことができるそうです。
ヨーロッパでは、医薬品として処方されているようです。安全性は問題なく、副作用もほぼないようです。

効果は、１００％というわけにはいきませんが、６ヶ月使用後の視力の回復が９０％、４１.５％が水晶体の透過度の有意な改善を示した、とあります。
実際に、効果が出る人もいれば、出ない人もいるようです。
白内障の進行度合いが初期であるほど、効果は出やすいみたいです。

白内障の原因として、カルノシンが老化で減ると言われており、カルノシンを補うことで、改善が見込めるということです。

値段は安くはありませんが、手術せずに、白内障が治る可能性があるのなら、試してみる価値はありそうです。

アドバンスドオーソモレキュラーリサーチ（略：ＡＯＲ）オルソアイズ５ml×２本
（ Advanced Orthomolecular Research AOR, Ortho Eyes, 2 Sterile Vials, 5 ml ）
アメリカの定価： $59.00、iHerb価格： $42.48
日本円表示：約 3,400円　（※日本円は、レートによって変動します。）
iHerbで初めて注文する場合は、クーポン利用で１０ドル割引の $32.48、
日本円で約 2,600円で購入できます！（クーポン利用方法）
商品詳細・注文ページ

【商品の説明】
Ｎアセチルカルノシン点眼薬は、まぶしさを軽減し、白内障などの加齢による視力を改善するのに役立ちます。

損傷したタンパク質（糖化タンパク質）が白内障の原因。
カルノシンは、糖化たんぱく質を除去する役目があります。

【成分（１滴）】
有効成分：N-アセチル-L-カルノシン（ＮＡＣ）（1％溶液から）　?0.3mcg
他の成分：滅菌水（点眼グレード溶液のpH 6.3から6.5）、グリセリン（潤滑剤）1％、ヒドロキシプロピルメチルセルロースナトリウム（潤滑剤）0.3％。緩衝液：ホウ酸、炭酸水素カリウム。防腐剤：精製ベンジルアルコール。

AORは、ラベルに記載されていない成分は、製品に含まれていないことを保証します。小麦、グルテン、コーン、ナッツ、乳製品、大豆、卵、魚や甲殻類は含まれていません。

【使用目安】：各眼に２滴を、１日２回（朝・晩）。
※半年間使用後は、各眼に２滴を１日１回。（症状改善後の再発防止のための継続使用。）

点眼方法：頭を後ろに傾け、上を向き、下まぶたを指で引っ張り（あっかんベーの状態）、下まぶたに点眼します。
１滴点眼後、約１分間、目を閉じる。この時、点眼液が目頭から鼻を通って口に流れないように、目頭（鼻の横）を指で押さえておきます。
２滴目は、５分後以降に点眼。

【内容量】
２本：１０ml（１本：５ml×２）

一般的に、１本（5ml）は、およそ１００滴分。２本でおよそ２００滴分になるかと思います。
目安にしてください。
・両目に２滴、１日２回を点眼する場合：１本で約１２日分。２本で約２４日分（約３週間分）。
・両目に２滴、１日１回を点眼する場合：１本で約２５日分。２本で約５０日分（約７週間分）。

【注意事項】
・開封後：使用後は冷蔵庫に保管し、１ヶ月以内に使い切るか、余った分は廃棄してください。

・ほかの目薬と併用する際は、点眼後、１時間の間隔をあけてください。
※こちらのサイトには記載がありませんが、Nアセチルカルノシン点眼薬を使用の際は、カタリンやカリーユニなどのピレノキシン系の目薬と併用すると、副作用が強く出る場合があるので、避けた方が良さそうです。
また、ルテイン、ゼアキサンチン、アスタキサンチンなどのサプリメントと併用すると、効果が半減する可能性があるようです。

・目薬の容器が目やまつげに触れないようにしてください。
・12歳未満の子供にはお勧めできません。
・本製品を使用後に目の炎症など異常が表れた場合には、使用を中止してください。

似たような製品では、ライフエクステンションというブランドから出ているブライトアイズⅢ（Brite Eyes III）という製品もあります。
こちら

以下は、興味があったら・・・お読みください

私が白内障について調べた理由～犬の白内障

うちの10歳の犬が、つい最近、白内障を患ってしまいました。
動物病院で診断を受け、「カタリンＫ」という白内障の進行を遅くする目薬（人用と同じもの）を処方していただきました。

人間の場合は、白内障の手術は簡単に出来るけれど、犬の場合は、あまり現実的ではなく、難しいそうです。
調べてみたところ、犬の白内障の手術を行っている数少ない動物病院もあるようですが、犬の体の負担とストレスが大きい事や費用も高額になることを考えると、出来る限り、現在の視力を保てるように目薬をさし続ける方がベストのようです。

「ほかに出来ることはないか？」と、調べていくうちに、白内障を治療できる目薬があることを知りました。
まだ、実際に購入して使用してみるかどうかは、「カタリンK」を使用し始めたばかりなので、慎重に検討中ですが、メモのためにも、上記商品を記載しておきます。
追記：愛犬のために、注文しました。

白内障治療目薬「Ortho Eyes（オルソアイズ）」を犬に使用する場合
犬用ではありませんが、犬に点眼しても恐らく問題ないと思います。
Nアセチルカルノシンは、試験段階で、犬にも使用されています。

動物病院で処方された、犬に使用する白内障用の目薬も人間用のものですが、犬に使用する場合の点眼回数は少なめに設定されています。
犬用「ドッグクララスティル」も、人用の「クララスティル」と成分は同じで、人間が２滴のところ、犬には１滴となっているようです。

以上の事から、このブログで紹介している「Ortho Eyes（オルソアイズ）」（⇒）や「Brite Eyes III（ブライトアイズⅢ）」（⇒）も、人間より点眼回数を少なくすれば、犬に点眼しても大丈夫だと考えられます。
ただし、心配な方は、ほかのサイトで売られている犬用の目薬を使用されると良いと思います。
犬用の白内障治療目薬は、「ドッグクララスティル」のほかに、「D－Smile（ディースマイル）」というものもあります。

【犬の場合の使用目安】
・初めの半年（治療目的）：各眼に１滴、１日２回（朝、晩）
・半年以降（改善状態維持・再発予防目的）：各眼に１滴、１日１回